生きるリアルさの回復のために

読むことで自分の未来を拓く

2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「いつ死んでもいい」という境地

ついつい大袈裟に考えてしまう癖がぼくにはあるのだが、究極の生き方を昨日思いついて今日も実行してみると今までとは違った心の落ち着きを感じているのに気づいた。生き方というよりもちょっとした心の持ちようみたいなものだ。それは、いつ死んでもいいと…

思考は難解に向かうほど快楽

最終的に子ども文庫連絡会との連携については諦めることにした。児童書の読書会はどうしてもやる気が起こらない。読書の質があまりにも違い過ぎて、無理に読もうとするとストレスを感じてしまう。大人は大人の読書をするしかない。脳は子どもには戻れない。…

今日から日記をつける

普通に身辺のことをこのブログに書いていくことにする。日記という原初の機能に戻る。昨日、県の読連協の事務局長の伊達さんから電話で、今度の総会時に行われる講演会の記録を書くように依頼された。それは読連協の小冊子に掲載されるもので、公式の文書と…

自己から他者へ

今まで書いてきたことは自分が果たしてどういう人間かを自分で知るためだった。どのように育ったか、大学入学、学生生活、職業選択、就職、結婚、サラリーマン生活、定年退職等をどのように経験し経過したかを書いてきた。正直に誤魔化さずに書いてきた。今…

日常に生還した兵士の休息

身の危険に遭わされた時期があったことに今では信じられない思いがする。 何もいいことがなかったと嘆くことすら贅沢なことだった。 あれは理不尽だと言えるような日常が学生時代の圧倒的逆境に落とされることで一瞬にして奪われた。 日常の割れ目に突如静か…

第2の肩書きに込められたもの

ぼくが公共性に関心があるのは、自立の基準というか指標というか、とにかく個人の自由というだけでは足りないと感じるからだ。好きなことをやってればいいという個人基準のことではなくて、仲間とか地域とか共同体基準で自分が目指すものを持ちたいと考えて…

生涯教育とは

おそらく「生涯教育」という言葉は行政用語だと思う。私たちの読書会は、野々市市と石川県の生涯教育課の管轄下にあるらしい。図書館協議会という団体のメンバーに市の生涯教育課から推薦を受け、会議に参加して意見を述べると報酬が得られる。図書館からは…