生きるリアルさの回復のために

読むことで自分の未来を拓く

2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

生きるリアルさは自信を持つことから

ストレートに自問してみよう。私は何故生きるリアルさがないのだろうかと。生きるリアルさとは、確かに今生きていると実感できる感覚ないし感情のことだろう。いつも何となく面白くなく、一生懸命になることがない。つまり、退屈だということか?いや、退屈…

定年退職後の危機

白々と夜が明けて来る、薄暗い部屋の中で一人で過ごすひと時が始まる。一人の時間に満たされて、お湯を沸かしてコーヒーを淹れるだけのルーティンにさえ気分がウキウキするのだった。新聞を読んだりテレビをつけたりなんかしたらぶち壊しだ。完全に外界から…

公共的な価値のある小説

自分のためにではなく、期せずして私という人間を知って同じ世界と時代を生きることになった人々のために、自分のできることをする生き方を模索している。それは何かを考えるだけでも退屈ですぐに飽きてしまう私を何がしか働かせることになる。70年生きてき…

「姫ヶ生水」を読んで

第33回公開文学講演会 主人公松の姉、美伊子が昭和6年(1931年)に37歳で亡くなり、その時松は32歳でしたから、松の生まれは1899年(明治32年)になるだろうか。私の母が昭和4年(1929年)生まれなので、松は私の母の30歳年輩になる。だから松は私にとって母…

「姫ヶ生水」伝説講演会に向けて

ここには正直に書くことにしている。正直の中には明確に、ありのままにも含む。そして、できるだけ基の方から書きたい。基とは根本の欲求のことだ。今書こうとしていることの根本にある欲求は、かねてから持っていた書くことについての探究心に関わっている…

Lack is power

人間は欠乏を何かで満たそうと欲望する。私も若い頃は何もない毎日を送っていて、満たされていなかった。食べるものや住むところはまずまず満たされてはいた。希望と呼べるものがなかった。何になりたいか将来に目標となるものがなかった。孤独で平穏ではあ…

私の中の公共的な感性について

始めは何でも、どんな風にでも書いてみて、次にその中から輝いていて、主張としてアウトプットしたいものを見出してまとめる。情動に形式を与えると言い換えることが出来るかもしれない。情動に何が含まれているか、言葉以前のモヤモヤしたものが自分を前進…

世界精神=ヘーゲルを想定して

計画を立ててその通りやる、という方法がいいのか、行き当たりばったりだけどその時やりたいと思うことをやる方法(この場合は方法でさえないかもしれないが)がいいのか、これまで何度も迷ってきている。計画が必要と思ったのは後者のやり方では結局何者に…

今年の目標をreviewする

2月に入ったので今年の目標を振り返ってみたい。今年の目標は、自分を変えるであった。あらためて気づいたことは、人生は自分のなりたい自分を作ることであり、そのための目標を作り、それに従って実行するというものだ。最近知ったロマンロランの生活規律の…