生きるリアルさの回復のために

読むことで自分の未来を拓く

自分を甘やかすべきではない

今この胸に疼いているのは、幸せじゃないからではない。いや寧ろ幸せなのに疼くものがある。幸せを求めても疼きは解消しない。仲間がいて孤独でもないにもかかわらず、疼いている。何にも実現することがないからかも知れない。具体的な欲しい地位がないからかも知れない。何を目指すのか、明確なターゲットが見えないからかも知れない。もはや緩く下降していくだけという、高齢者の人生のイメージが無意識に効いているのだろうか?大人になれなかった「若い」自分に、引け目を感じる。何にも仕事をして来なかった無為の集積が今になって自分を苦しめ出している。この苦しみは本物だとしたらもっと苦しみの中に居よう。そういう自分がはっきりと見えるまで追求してみよう。懺悔となるかも知れない。それでも良いではないか。懺悔が深ければ深いほど自分は成長するだろう。甘やかすべきではない。苦しいかも知れないが、苦しさに耐えよう。