生きるリアルさの回復のために

読むことで自分の未来を拓く

2024年の年頭にあたって

2024年が明けた。今年はChangeの年になる。現実世界での活動の優先順位を読書会をトップに置いて進めたい。昨年から母のケアが本格的に始まり、妻との定年後の旅行が出来なくなっている。定年後の悠々生活は当分お預けになるのは仕方がない。ところで英語学習を定年後の時間活用の主軸に置いていて、英語学習法の本をかなり読み漁ってきたが、いずれも定着しないままにきている。実はそのことが最近気になっている。英語を何とかしなければという思いがあるが、これまで取り組んでうまくいっていないことにそろそろ決着をつけるべきかとも思う。捨てるのは簡単だが、続けても目立った成果が出ないとしたら、時間が流石に勿体無いだろう。

まず初心に返って考えてみる。なぜ英語が自分にとって必要だとしたか。英語が現代という時代に生きることになる、真に今を生きているかのリアルさを実現する手段だというのが答えだ。抽象的だが自分がローカルに閉じこもってしまうのを避けたい、逆にいうと、グローバルのレベルを自分に持って行きたいと望んでいる。文学のレベルでは世界文学が身についているように、現実世界でもグローバルに繋がっていたい。それは自分の実存的な想いだ。矜持になるものだ。つまり、究極は英語を読んで世界を「読めればいい」のだ。他人からの2次情報ではなく直接、海外世界をつかみ取りたい。それは海外旅行に行ってもつかめないものだ。母語で日本を理解しているように、英語で世界の現実と歴史を理解したい。とにかく、この1年はそれに向かって具体的に英語を勉強し続けたい。