生きるリアルさの回復のために

読むことで自分の未来を拓く

I swear that

生きるリアルさが薄いと感じられる時、自分に不相応な問題ないし場面に相対している可能性が高い。自分に解決できる能力以上のことに取り組もうとして、予め無理だと無意識に感じて無気力になっている状態が生きる希薄さにつながっていると思う。だから取り組みの対象のレベルを下げてやればいい。釣り合いが取れたところから自分にやる気が湧いてくる、という気がする。

先ほどまで私は数冊の本を平行して読もうとしていた。最初に読む本を決めてあとは1冊だけ次に読むと決めたら楽になってきた。実際取り組み始める気がしてくる。このことを敷衍してみると、これまでの自分の人生が解決不能な大きな問題を好んで取り組もうとしてきたように思われる。取り組み方が不適切だったと思われる。私には社会変革の活動は相応しくなかったと今更になって思う。今だと社会は人間関係であり、自分と現実に接する人に最大限のアプローチをして何らかの解決をしてから、次の人との関係を築いていけるように対応すればよかったのだ。一度に抱えている問題を解決しようとするから、問題から遠ざかってリアルさを失っていたのだ。これは私のような不器用な人間の、根本的な不適格の本質に思える。これが心底わかったからには、これから1から改めていけばいい。それを誓う。