生きるリアルさの回復のために

読むことで自分の未来を拓く

計画を立てて実現する達成感

金沢市のとなりの野々市市で、毎年椿まつり(全国椿サミットの一環)が行われ、読書会主催で文学講演会もその中のイベントとして毎年参加している。このブログで講師依頼から講演内容を巡っての打ち合わせや進行プラン等の準備を書いているが、今回は一連の経験を振り返ってみて、つかんだ教訓について書いてみたい。結果は予想以上で講師も読書会仲間からも高評価を得た。よく準備した結果だった。講師選びから講演会実施まで約4ヶ月かかっている。私が思うのは、計画してその通り実現された時の達成感は並々ならぬものだったということだ。これまで自分がすることを計画したことはあるが、他人を巻き込み公的な場で公的なイベントを計画したことはなかった。1万円と僅かな金額ではあるが、野々市市から補助金までもらっている。人が集まらずもの寂しい講演会となる可能性も十分予想された。内輪の読書会メンバーには話が伝わっても、当日参加する不特定の聴衆者には退屈な話かもしれなかった。私は司会進行で会場の雰囲気がこんなにも直に伝わるものだとは、経験がないものだから全く予想していなかった。話が受けるとか笑いが洩れるとか生の反応がこんなにも自分をウキウキさせるものだとは思えなかった。この経験は初体験だった。おそらく癖になると思う。この成功体験をもとにしてまた来年の計画を練りたいという意欲が湧いてくる。