生きるリアルさの回復のために

読むことで自分の未来を拓く

ぼくは文学が心底好きなのです

明後日講演会を開く。ぼくが会長をしている読書会連絡協議会が主催して、ぼくは司会進行をしなくてはならない。これまで3回やって今回4回目なので、要領を掴んでいるかといえば全くそういうわけではない。これまでは講師の先生にほとんどをお任せしていればよかったし、主催者は表立って出てこなくてよかった。今回は講師の先生は素人と言ってよく、講演内容も20分ほどで終わってしまう内容で、1時間ほどは聴衆との質疑応答になる。講師は80歳近くになって初めて小説を書いて家族が自費出版してくれた。それが金沢市文学賞をいきなり受賞してしまったのだ。だからこれまで人前で話をすることがなかった。小説を書いた人はそれなりに話がうまいとは限らず、実際どうなるのか実は正直心もとなく思っている。おまけにぼく自身も書く方はまだしも、話す方はとっかえつっ返してとても聞き苦しいものだ。最悪、質疑応答は場がしらけ切ってしまう恐れがある。

まずは最悪の事態は回避しなければならない。最低限講演会で得たいと思っていることを確認しておこう。以下書き出してみる。

  1. 会場からの積極的な感想や質問を5つ以上受けること
  2. 読書会の仲間からの、やって良かったという評価を得ること
  3. 和やかな会場の雰囲気ができること
  4. 講師から感謝の気持ちが伝えられること
  5. 「姫ヶ生水」の文学散歩に話を持っていくこと
  6. 読書会の楽しさが伝わること

上記を達成するための対応で心がけること

  1. 司会者の立ち位置を会場聴衆者_読書会会員_講師の順番で最後に位置付ける
  2. 質問にはどれだけ理解して受け止めたかを質問者に伝えること
  3. 自分の人柄を表現する場として自分をアピールする
  4. 講師の松村昌子さんに感謝を込めて「応答する」こと
  5. 文学が好きで仕方がないことを示すこと