生きるリアルさの回復のために

読むことで自分の未来を拓く

live as my real age

2023年の年の瀬にあたり、来年の抱負を語りたい。抱負というよりは生き方の指針のようなことになる。まずは来年はこれまでの生き方を根本的に変えたいと思っている。これまでは過去のピークに達した頃を取り戻すという、過去志向だった。言わば第二の青春を築こうとしていた。自分の生き方の源泉をたどり、会社生活で失った本来の自分を再建するのが目標だった。学生時代に読んでいた小説や学術書を再読したり、その頃流行ったJAZZやポップスを聴いて出来るだけリアルな追想に浸ろうとした。それはほぼ目論見通り若返りをもたらした。若返りはいい事のように思い込んでいた。しかし、それは成長しているとは見なせない。むしろ逆行しているとみなす方が正解だろう。

そこで立てた来年の生き方スローガンは、live as my real ageである。年齢通りの生き方を目指すのである。70歳なら70歳に相応しい、ずっしりと中身の詰まった生き方をしたい。現在志向で過去はむやみに振り返らない。現在時点で出来ることをやり、未来につながることをどんな小さいことでも見逃さずに実行していきたい。未来につながるとは、自分の死をイメージして、納得できる生き方をすることである。最近興味が湧いてきている、武士の生き方を研究していきたい。それと世界語である英語の研究を同時にやっていきたい。武士と英語が2024年の私のキーワードである。