生きるリアルさの回復のために

読むことで自分の未来を拓く

計画を達成する前提のはなし

ぼくの残りの生涯を賭けた目標の達成計画の中で、地域の(公的な)読書会を設立というのがある。あるというより最近決めたばかりなのであるが。この計画にはさまざまな問題が埋まっていることが予想される。読むべき本の選定をどのように行うかなどはすぐ考えられる問題だが、もっと自分の達成能力がそもそも問われる課題をまず取り上げてみたい。それは開催する読書会にどう人を呼び込むか、そのために必要な魅力ある課題本の紹介という主体的な能力問題がある。果たしてぼくは予め未読な人に向けて自分が推したいと思う本の要約と魅力ポイントを文書化できるだろうか。それができなければ元より、そんな生涯を賭けた目標など絵に描いた餅にすぎなくなる。言わば目標の前提条件のようなものだ。

読んだ感想などはこれまで書いてきて馴染みである。しかし読んだ本の内容を要約するのは感想などとは別の能力だ。要約の中には、あらすじも含まれる。あらすじはかねてから苦手だった。おそらく完全と言っていいほどに全体を理解把握できていないと、要約は無理なのではないかと思われる。だったらまずそれから能力を研いて身に付けなければならないのではないだろうか?

一歩一歩進むのが現実的であるし、最初の一歩が肝心なのだ。そうだ、まずその事を考え続けよう。