生きるリアルさの回復のために

読むことで自分の未来を拓く

読書オタクのチョイワルじじい

私小説は何処か知識人っぽい主人公の話ばかりで隔たりを感じていた。そこで企業小説や会社員小説の方に関心が向きだしている。身近かに感じる小説は感情移入がしやすいし、書く側に立って追創造することもできそうだ。それはかなりセミプロの領域に入るか、マニアックな趣味となって定年後の楽しみとして最適だ。マニアックなオタクというのも楽しそうだ。少なくとも既に一般大衆から個性的な人間になっている。個性的な人間というよりは面白人間というところだろう。テレビに出るコメンテーターや、ラジオに出るパーソナリティのように成れれば、一つの存在として社会的に認められる。読書家という存在もあるが、偉そうで気に入らない。読書オタクのチョイワルじじいというイメージがいいかもしれない。それをセルフイメージにしよう。今のぼくは多少知識人っぽいかもしれない。むずかしい哲学書や文芸評論が好きな感じを漂わせているかもしれない。それを辞めて背伸びせず、等身大を意識してみようと思う。自己イメージが自分を変えるキーになることは昔マーケティングでよく勉強していた。復習の意味で実践してみようと思う。